広池ヨーガ
師範・インストラクター
中河 純子
~プロフィール~
平成11年 広池ヨーガと出会う
平成13年 初伝免許取得
平成15年 中伝免許取得
平成20年 師範免許取得
子供のころから深刻な大病や大怪我などしたことはなく、会社の定期健康診断では、いつも「異常なし」でした。が、冷え性、生理痛、肩こり、子供の頃からのアトピーとアレルギー体質、慢性疲労、と悩みはたくさんあり、決して健康とは言えない状態でした。といっても、病院に行くほどではないし、同世代の友人と話をすれば、誰もがこのような悩みを持っていたので、「現代に生きていればしょうがないことなのだ!」とあきらめ、これらの症状を改善する努力を何もせず、日々を過ごしていまいた。
その反面、同世代の女性の多くがそうであるように、ファッションや美容には大いに興味があり、洋服を着こなすためにきつい下着を着けてみたり、夏には冷房の中でも薄手の洋服を着てみたり、足が痛いのに何時間もハイヒールを履いてみたり、肌に良いと言われればサプリメントを飲んでみたりと、そういうことには一生懸命でした。
ヨーガの教えを知った今、その当時を振り返ると、とんでもないことをしていたものだ・・と後悔が募ります。
表面だけにこだわり、表面だけを繕うことに夢中になり、本当の健康・美しさとは何かを全く分かっていなかったのだと反省しています。悩んでいた諸症状は体が発していた警告だったのだと思います。ヨーガと知り合わなければ、大病・大怪我に繋がっていたかもしれないと恐ろしく思っています。
20代の後半にヨーガと出会いました。
本当の健康に無頓着で、運動・スポーツが苦手な私ですが、父方母方の両方の祖母が、腰が痛い、膝が痛いと嘆き、医者通いをし、薬を手放せないでいる姿を見て、祖母達の歳になっても健康でいるためには体のためになるような運動をしたほうが良いのではないか?と思いスポーツクラブに見学に行きました。
そこで、ヨーガではなかったのですが、ストレッチ体操のような教室を体験受講しました。体が思うように動かず、きつい動きというわけでもないのに、レッスンスピードについていけず、ショックを受けました。またそれ以上にショックだったのは、私よりも遥かに年配の方や、スマートとは言えない体型の方のほうが、しなやかで、軽やかで、動きもきびきびと輝くように美しかったのです。鏡に写った、若いけど、そこにいる誰よりも年老いて見える姿勢の悪い輝きの無い自分に愕然としました。
これは何かしなくては!と思い立ち、するからにはずっと続けられるものを選ぼうと研究し、出会ったのがヨーガです。
「ヨーガは心身を健康に保つ最も優れた方法」だと私は信じています。
初めてヨーガをした時、全身がほぐれ、体の中がポカポカとし、心地良い疲労感と爽快感を味わい、ヨーガの虜となりました。
運動・スポーツが苦手な私のことを知っている方達にはびっくりされますが、ヨーガはスポーツや運動とは違うと言えます。ヨーガは、ポーズを完成させることを目的とするのではなく、無理なく無駄なく自分が出来る範囲でヨーガのポーズを行い筋肉をほぐし、そこに呼吸法で体の隅々まで良質の血液を流し自然治癒力を高めながら心身を健康に導く、健康法です。
頭と体で納得した私は、普段の生活の中でも姿勢・呼吸法とヨーガで教えていただいた事を意識するようになりました。忙しく、疲れていてバタンキューとベッドに倒れこみたい時でもヨーガをします。疲れやストレスを貯めたまま休むよりはヨーガで体と心を整えて休めば、翌朝の目覚めが違います。また、なかなかお布団から出たくない朝も十分でも良いからと、早起きしてヨーガをすればその日は快適に過すことができます。また、周囲の方からも、姿勢が良くなり背が高く見える。肌の色つやがよくなった。体が引き締まった。と声を掛けて頂き、きつい下着やサプリメントなどなくともヨーガでこんなに変わるのだと体感しています。
心がクヨクヨした時もヨーガに限ります。ポーズをとっていると次第に無心になり、最後には悩んでいたことも何とかなるさと、心が強くなります。冷え性・肩こりなどの不快症状も随分解消されましたし、不快症状を感じた時には、あきらめるのではなく、適したヨーガのポーズをしながら調整できるようになりました。
これは生きていくうえでとても心強く、大きな宝です。
「ヨーガをしてみたい!」と周囲の方々から声を掛けて頂き2004年「なかがわ健康ヨーガ教室」を始めました。
年齢も幅広く、ヨーガをする目的も皆様色々ですが、ヨーガで繋がり出会えた皆様と健康を育んでいきたいと思い、日々自己研磨に励んでおります。
現在は、地元の広池ヨーガの先生のお教室に通い、また、広池ヨーガ 東京本部の「指導者クラス」「垂直倒立クラス」にも通い、自身の健康を育てながら、ヨーガを指導する勉強も続けています。